psychological trauma
自分の心がいろいろなトラウマにしばられている。のは良く分かっている。
抱えているトラウマが強く、癒されない自我が強ければ強いほどに、脆弱な私は、自分を糊塗することに必死になる。人を憎んでみたり、過食してみたり、それはすべて、自分のトラウマからの回避行動のような気がしている。
この感覚から自由になれるときがあるとしたら、どれほど良いだろうと夢想することは多い。そして同時に、私は、その自由をとても恐ろしいもののように感じている。つまり、もはや私自身のパーソナリティと一体化したほどのトラウマを引きはがした時の自分自身がどのようであるか、まったく不明瞭で、自信が持てないのだ。
愛したいという渇望がとても強いのだが、愛すれば愛するほどに、自分が正しく愛しているのか不安になる。
愛や、幸せ、自由といった言葉の本質を、私はおそらく生まれ落ちたときに知っているはずなのだが、まだ分からないことばかりだ。